やってみたいこと

最近よく考えることがある。

 

‘‘やってみたいことを本当にやろうとしてもいいのか?‘‘という問いである。

 

これだけだと抽象的すぎるので言い換えてみようか。

 

僕は今仕事について悩んでいる。

僕がこれから‘‘自分にとってすべきなのはできることなのかやりたいことなのか‘‘とい

う問いである。

 

 

僕は今年の4月からいわゆる新卒として今勤めている会社に入社したのだが、正直今の仕事があまり好きではない。

 

決してやりたかったものではなかった。

 

大学時代、何かやらないとまずいという漠然とした不安はあったので公務員になるために勉強したこともあったが結果にあまり納得ができずに途中であきらめてしまった。

 

そこから民間企業へと就活を始めてみるものの、公務員試験は5~6月くらいに行われるのでだいたいの会社は募集を締め切っていた。

 

他の就活生達は次々と内定を決めていくことに焦りを覚えてとりあえず入ってしまったのが今の会社だ。

 

だから今の仕事はやりたいことではない。

 

仕事自体はそんなに問題無くできているので、生涯この会社に居続けても問題はないのだろう。

 

果たして僕はできていることを止めてまでやりたいこと始めてみてもよいのだろうか?

 

 

 

「したいことよりもできることをせよ」

 

僕が悩み続けてからよく見聞きする言葉だ。

 

この言葉が使われている時は大抵できることはしたいことよりも優位に行うべき、という意味で使われることが多い。

 

したいこととできることを「仕事」として捉えるならば、今の会社に勤め続けるか自分がある程度の知識や経験がある分野で今よりも給与の良い会社を探すべきだろう。

 

だが一つ疑問が湧いてくる。

 

知識や経験は後天的に人が得るものであり、今はなくとも今後得られることができるはずだ。

 

つまり、「したいことよりもできることをせよ」の教訓は時間軸によって若干の意味が変わってきてしまうということだ。

 

時間軸を『今』に置くとやりたい仕事はできないという意味に、『未来』に置くと今はできなくても選択次第でやりたい仕事はできるという意味になってしまう。

 

 

ならば結局僕はやりたい仕事とできる仕事のどちらを選べばよいのだろうか?

 

 

 

今の僕に答えなんて出るわけがなかった。

 

ならば少しでも希望的な観測を持って自分やりたいようにやってみようと思いこうしてブログを書いている次第だ。

 

正味、正しいアプローチかは微妙だがそれでもきっと何かしらの役に立つだろうと思いながら始めたのだ。

 

冒頭の問いに答えられるようになるにはもう少しかかるのだろう。