アニラジの新しい在り方について

これからアニラジはどのように変化していくのか。

 

こんなことを考え始めたのは仕事の移動中からだった。

 

アニラジを聞こうと「超!A&G+」のアプリをスマホで開こうとしたら丁度山への登り口だったらしくなかなか起動してくれない。

 

A&Gアプリ重っっ!!

 

とか思いつつも、割といつものことなので「音泉」のアプリで番組を視聴する。

 

 

 

・・・

 

 

 

そういえば、なんで山中で音泉は聞けてA&Gは聞けないんだ・・・?

 

 

アプリにかけてるアレが違うのか?

 

っていうかアレってなんだ?

 

 

 

 

そんなこんなでこうして記事にしようと現在に至るわけだが。

 

しっかりと調べていないのであまり信ぴょう性に欠けてしまうのだが、超!A&Gと温泉の違いはおそらくアプリの性能差なのだろう。

 

A&GはWindowsに最初から入ってる再生アプリみたいな感じがある。

 

ちょっともさっとしてるあいつ。

 

もし違ってたらごめんなさいだ。

 

 

 

それはそれとして、番組を調べていた時間接的にラジオの歴史みたいなものも目に入ってきた。

 

結構アニラジの歴史は長いみたいで始まりは1960年代だったらしい。

 

そんな前からアニメってあるんか、

 

それじゃあこれからも滅びない限りラジオは進歩していくよね。

 

どんなふうになるんだろう。

 

なんて考え始めた結果、冒頭の「これからアニラジはどのように変化していくのか。」という問いにつながっていく。

 

僕はアニラジが今一番好きなことなので好んで聞いているけれど、正直アニメやゲームのおまけみたいな感じだと捉えてる人がほとんどだろう。

 

そもそもアニラジの存在自体を知らない人の方が圧倒的なんだろうが・・・

 

 

 

世間一般がどう思おうが(もしくは知らなくても)僕がアニラジ好きには変わりないので廃れてはほしくない。

 

ただYouTubeなどの最近流行りの動画サービスと比べるとラジオって昔っぽくて動画ないし、あってもなんか重かったり画質荒かったりするし、なんか響きもダサいし(偏見であってほしい)だんだんと先細りしてしまうのかな、とか考えるとなんだか不安になってくる。

 

 

 

 

果たしてラジオもといアニラジは消えゆく運命なのか。

 

 

 

 

 

まず日本の広告費での売り上げを見た場合(2016 ~2018 )、テレビ1.9兆、新聞4700億に対しラジオは1200億で、これはインターネットの普及で現在の経営が厳しいともっぱら噂の雑誌事業よりも低い値になっている。

 

インターネットラジオが誕生したことで、ラジオを作るのが比較的低コストで、番組配信ができるようになり、スポンサーの広告費が必ずしも必要ではなくなってきてはいるがそれでもいかにラジオが小さなメディアかがわかるだろう。

 

これだけならラジオが危うい境遇に立たされているように見える。

 

しかしここで一度ラジオ在り方を変えている。

 

スポンサーからのお金に頼らなくても番組ができるようになり、ラジオの集金方法はスポンサーからリスナーに変わっていった。

 

いわゆる「有料会員制度」と「イベントおよびイベント物販」である。

 

インターネットラジオの多くが有料会員制度を取り入れている。

 

リスナーが任意で受けられる月額性のサポートで、有料会員動画やイベントのチケット優先権などが主についてくる。

 

イベントは会場を借りてそこでライブやトーク、公開録音を披露する場になる。

 

売り上げになるのは主にイベント物販の方で、どこかで聞いた話なのだが、イベントの席を埋めてもトントンなのだが、物販の売り上げは仕入れた額から差っ引いた額がまるまる収益になるので効率がめちゃめちゃいいらしい。

 

例えば、イベントTシャツと称して3000円で売っているが1000以下で作れるので1枚ごとに2000円の売り上げがでる。

 

会場と同じだけ作ってそれが売れた場合、2000×数千席でいい感じなのだという。

 

 

 

ただ、それでもラジオの集金方法が変わっただけで、ラジオがもっと大きな存在になるためにはまだ足りない。

 

 

 

 

ならば、これからどう進化していくべきなのか。

 

 

 

 

僕の考えた一つの答えとして、ラジオを新しいフォーマットとつかってより砕けた内容で行ってみるというのがある。

 

今ならばYouTubeなどの人気動画サービスを使うことだ。

 

ほとんどのラジオは各々のサーバーを使って配信をしている。

 

しかし、それでは見る人はそのラジオを知っている人だけだろう。

 

より多くの人に見てもらいたいのであればより大きなフォーマットを使うべきではないだろうか?

 

もちろんYouTubeの制限下に置かれてはしまうが、母数が大きい分見てもらえる期待も大きくなるのではないだろうか。

 

 

 

もう一つの砕けた内容だが、構成をほとんど無くしてパーソナリティにずっとフリートークをしてもらったりコメントをその場で返す形式にしてみるという意味だ。

 

最近ではライバーと呼ばれる人が人気だという。

 

ライバーとは主に生放送をして収益を得ている人たちのことで配信のスーパーチャットや配信時に紹介した商品をアフェリエイトして稼ぐということをしているらしい。

 

いうなれば生放送版のユーチューバーみたいなもんである。

 

気軽に配信できる環境が整ってきたためか、生主とリアルで時間を共有できるようになり、バーチャルなキャバクラみたいなのりが見る側の心をぎゅっとつかむのだという。

 

今までのラジオはパーソナリティ(ここでは声優)が、本業をする時にはない自分に話しかけてくれるような生感だったり、自分のメールを読まれることでパーソナリティと意思疎通が取れることが売りだったので、その距離をぐっと縮めることで更なる人気が出て来るのではないだろうか。

 

とこれまでが一般人の妄言なのだが、結局僕にできることなんてラジオがより人気になってくれるようにと祈りながら聞き続けるだけなので今日もラジオを聞いていこうと思う。